【暗殺教室】オープニング撮影、アフレコ撮影でのE組
第1章 青春サツバツ論
僕らは殺せんせーに『日曜日、10時に学校に制服で来てください』と言われ、学校に来た。
前原「殺せんせー遅ぇな」
磯貝「あぁ、殺せんせーに限って呼んどいて来ないっていうのはないと思うけど…」
磯貝くんはさっきから時計をチラチラと見ている。
茅野「あ!あれ、殺せんせーじゃない?」
そう言って茅野が指差した先には青空。よく見ると、黒い点があり、だんだん近づいてくる。
――ボォン!
殺せんせー「いやぁ、お待たせしてすみません」
茅野「殺せんせー、遅い~」
殺せんせー「すみません、実は昨日楽しみ過ぎて眠れなくて…」
前原「小学生かっ!」
えへへと頭をかく殺せんせーに前原くんがパワフルなツッコミを入れる。
赤羽「ねー、そろそろ行こ―よー」
頭に腕を組み、ダルそうにカルマくんは言った。
殺せんせー「そうですね、そろそろ行きましょうか」
潮田「今さらだけど殺せんせー、どこに行くの?」
殺せんせー「教室です」
5人「・・・は?」
殺せんせー「教室です」
磯貝「いやいや、だったら平日のほうが…なんでわざわざ休日に…」
殺せんせー「その方が楽しいじゃないですか。みんなで休日集まってワイワイするのって先生、夢だったんですよ。ヌルフフフ…ニュニャ?!」
殺せんせーを撃ったのはカルマくんだった。
赤羽「殺せんせー、俺の休日返してくれる?(ニコニコ」
殺せんせー「カ、カルマくん!!そんなに怒らないで!」
赤羽「俺さぁ…自分の時間を取られるの、すっごい嫌いなんだぁ…」
黒い笑みを浮かべながら取りだしたのはドクロマークの付いた袋だった。
殺せんせー「うわぁ!やめて!カルマくんやめてぇ!」
赤羽「前原ぁ、ケータイで写真とか動画撮ってくんない?」
前原「おう、任しとけ!」
そう言われ、前原くんはケータイを取り出している。
一方カルマくんは『みんなを待たせてたんだよ?しかも自分から呼んどいて。だからジッとしといてくれるよね?』と言いながら殺せんせーを脅している。
殺せんせー「にゅいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!」
その後、10分間。カルマくんにいじめられていたところはばっちりカメラに収められていた。