第17章 赤い夫との誘拐
征十郎はじっと私を見るとコツンとおでこを合わせてきた。
『……どうかした?』
私は短いキスを征十郎にすると少し喜んでくれたのだろうか少し微笑み、それの倍以上のキスを返してきた。そして口を離し、十分に濡れている私の蜜部へもう1度手を当ててかき混ぜていく。
『あっあぁっ』
くちゅっぐちゅぐちゅ
『あんっ!あっあっ……。せ、征十郎っなかに……』
「ん?なんて言ったんだい?もう1度言ってごらん?」
『指……なかに入れてっあぁぁ!!』
征十郎の指が中に入ってくる。
「もう2本入ったよ」
征十郎は2本の指を交互に動かしていく。
『あっあっあっ……あはぁっ!』
私は快楽に耐えきれず後ろに仰け反る。
『もう…だめ……いっちゃう』
「いっていいよ」
征十郎は動きを早くする。
『あはぁ!あっあっあん!あぁぁぁぁぁぁ!!!』
私は仰け反らせた身体をびくびくと痙攣させていった。
「気持ちいい?」
私コクコクと頷く。
「もう俺も限界なんだが……」
『分かった』
私はそう言うと征十郎のもう限界のそれを掴み蜜部へと押し当てた。