藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第7章 ♡Story31♡ 危機感
「っちょ、美香ちゃん!」
「はいはい休憩休憩!控え室で休むなり文化祭見てくるなり百合の自由だよ!」
「っじゃあここで働k..「却下。」ですよねー(涙)」←
「(笑笑)......百合ちゃん休んできな。
残りの分は陸がしっかり働くから(笑)」
「二階堂先輩酷っ!......まぁお前の分は俺らに任せて休んでこいよ。」
「......っじゃあ、お言葉に甘えて少し休んできます。」
渋々返事する百合、だが......
「あーはいはいはい!......さり気なくお盆を持・た・な・い・の(黒笑)」←
「美香ちゃん怖いよっ(泣)」
自然とお盆に手が伸びていたようで
美香に黒い笑顔をされたままお盆をテーブルに置かれる。
「お前完全に仕事人間になってるぞ。」
「太輔に言われたくないもんっ!」
(毎日夜遅くまでパソコンに向かってるくせに......)
廉side
さっきから餓鬼はこの藤ヶ谷ッて奴を『太輔』って下の名前で呼んでるけど、
どういう事だかさっぱり分からねぇ......
普通なら『先生』って呼びそうなもんだけど......
こいつら......
「太輔に言われたくないもんねぇ!」
「はいはいはい。」
「何かその言い方ムカつく......」
「「「......」」」
(((やっぱりリア充......)))
できてんのか?
「......。」
「......。」
(柊の顔も、イマイチこえぇし......(汗))
「「廉さーんっ!ただ今戻りましたー!」」
「こいつら......(怒)」
廉が思うのと同時に勇気と美男が帰ってきた。
二人の後ろを見てみれば疲れきった団司の姿もあった。
空気を読みやがれ(怒)←