第7章 ♡Story３１♡　危機感

「百合ー！注文お願い！」



「はーい！」








「百合ちゃん休む暇なさそうで大変ですね(苦笑)
"ｱﾑｯ"......このチーズケーキも美味しい♪」



高嗣はタルトの他にもケーキなどを頼んでいた。



「お前よく食うな(笑)......"ﾊﾟｸｯ"」



「そういう北山先生ももうひと品頼んでいるじゃないですか(苦笑)」



「だってここの出し物美味しいんですもん！
横尾先生ももっと頼めばいいのに......あれ？
ねぇねぇ、藤ヶ谷先生！」



「はい？"ﾊﾟｸｯ"......なんですか？」



「藤ヶ谷先生も、タルトの他にホットケーキ頼んでたんですね(笑)
あ！そんなことよりあれあれ！」



宏光が団司の方を指さす。



「......？」



「あのくまと踊ってるの、まさかA.N.JELLの勇気君じゃないですか？」←



「え？芸能人が一般の文化祭に来るんですか？(苦笑)」



「だってさっきだって裕太君達がいましたよ？
もう行っちゃいましたけど......」



「え゜......そうだったんですか？(苦笑)」



「藤ヶ谷先生、気づいていなかったんですね(苦笑)
何か雰囲気といいノリといい勇気君にそっくりなんだよな......」



「"ﾊﾟｸｯ"...意外とそうかもしれませんね、
百合ちゃんが柊君通して招待してそうだし(笑)」



「それな(笑)......よく見てみれば柊君達らしき姿もありますよ！」



「......。」
(百合、彼らのことも呼んだのか......)