藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第9章 ♡Story33♡ キャンプファイアー
「でも私が好きなのは......太輔だけだもん(微笑)」
「百合......」
微笑みながら言う百合は暗闇で輝く鮮やかな炎に映えていた。
「でもそうやって嫉妬してくれて嬉しいよ!
もちろん、柊さんとは何もないから安心してね?」
「わかってるよ。俺もくだらない嫉妬しないようにする......」
「それはどうかなぁ?(笑)」←
「は?(笑)」
「冗談冗談(笑)でも少しも嫉妬してくれなかったらちょっと寂しいかなぁ?」
「だからって浮気するなよ。」←
「しないってばしないよ(笑)太輔ってほんと心配性だよね~」
「冗談だよ冗談、俺はお前のこと信じてるし......」
「ありがとう、太輔(微笑)」
「いい感じいい感じ♪」
「いい感じなのはいいんですけど北山先生......」
「どうした二階堂?」
「......なんで俺らまで男同士で踊んなきゃいけないんですか!?」←
「これも先生と生徒の仲を深めるいい機会じゃねぇか(笑)」
「嫌っすよ。」
「きっぱり言うなよ悲しいなぁ......(涙)」
パシャッ
「二人の絵、なかなかいいですよ。」←
渉はスマホを構えながら言う。
「横尾先生さり気なく写メとんないで下さいよっ!
どうせだったら可愛い子と写っているやつ撮ってくださいよ......」
「俺の扱いひどいな、おい。」
「事実を言っただけですもん。」
パシャッ
「面白い絵なので永久保存させていただきます。」←
「「横尾先生冷静しすぎ!」」