第3章 M'sミュージックスタート?
その頃、車で来ていた希がにこに、送るよ、と言い車に乗せた。
希「にこっちはなんで反対するん?」
に「………」
希「うちはね、お腹の中に赤ちゃんがおってそれどころじゃない。でも、それでもM'sの1人になりたいの。駄目なママになってしまうけど。でも、今日集まって分かったの。今みんなが思ってる気持ちがバラバラやって…悲しかった…にこっちは悲しくないん?」
に「悲しくないわけないじゃない…にこは、アイドルが好きでM'sが好きで……M'sで活動すればアイドルにだってなれるかもしれない。でも、また終わりが来る…1人でも欠けたら…そんなのM'sじゃない…M'sが終わったら私はどうすればいいのよ…」
希「終わりを恐れてたら何も出来んやん?M'sが好きでアイドルも好きならM'sとしてアイドルになればいいやん」
に「希……なんで、私そんな単純なこと気付かなかったの…」
希「にこっちはおバカさんだからね!」
希(これで少しは気持ちまとまったかな……
また会って、ちゃんとみんなの思いを聞いてみらんとね…
にこっちも不安でいっぱいになってしまって思考が固まってしまってたみたいやし…)