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【恋の乱】才蔵さんと過ごす四季【章により裏R18あり】

第4章 秋【裏R18】〜月光〜


俺も全裸になりあやねを見つめる。
すでに俺自身は熱くみなぎっている。
早くあやねの中に解放したいが。
この月明かりの中の情事という雰囲気も楽しみたい。
公家の屋敷であやねと交わるなんてこと、なかなかないよな。

「あやね、きれいだ…」
俺は柄にもない言葉をかけ、あやねに覆いかぶさるように口付けた。
今夜の月光が俺を惑わしているのだろうか。

女を抱く時に言葉をかけることはほとんどなかった。
情報を聞き出す時にはそれなりに話したかもしれないが、必要最小限の口先だけの褒め言葉だ。
そんな言葉にすぐに騙されるような軽い頭と体の女ばかりだったから。

でも今夜は心から発した言葉だ。
薄青い月光があやねの白い肌をますます青白く映し出す。
それは今まで見たことがないくらい美しかったから…、俺がそんな言葉を口にしてしまったのかもしれない。
そして俺は堰を切ったように激しくあやねを求めた。
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