【恋の乱】才蔵さんと過ごす四季【章により裏R18あり】
第4章 秋【裏R18】〜月光〜
心惑いの術をかけると、あやねは抵抗をやめた。
「月が綺麗だから」
そう言って俺は窓の障子を開け放した。
そうすれば月明かりであやねの顔や姿がよく見える。
ほぼ満月だから、かなりの月光が部屋に差し込む。
あやね…、美しい…。
ずっと見入っていたいけど時は限られてるしな。
俺は手早くあやねの帯を解いた。
あやねはされるがままになっているため、あっという間に一糸まとわぬ姿となった。
抵抗はしないがあやねの顔はいつものように真っ赤になっている。のかな?
青白い月の光でよくわからないけど。
胸と下半身を手で隠すのが精一杯みたいだね。
かわいい。
だよね、恥ずかしいよね。
脱がせた襦袢の上にあやねを寝かせる。
俺も脱いだ。あやねのぬくもりを直接肌に感じたいから…。
ああ、帯を解かれている。
でも、才蔵さんに抵抗できない。
体がうまく動かない。
こんな場所で才蔵さんに愛されることになるなんて。
ああ、全て脱がされてしまった。
やだ、月明かりで私の姿は丸見えだよね。
恥ずかしい…。顔真っ赤だよね。
でも、この青白い月光で誤魔化せてるかな。
私はかろうじて動く手で胸と大事な部分を抑えた。
目も閉じた。才蔵さんを見てられない。
ん?絹づれの音?
薄眼を開けると才蔵さんも脱いでいる。
あ、才蔵さんも全裸だ。
やだ、逞しい体…かっこいい。
そして、才蔵さん自身も、もう…すっかり大きくて…。