• テキストサイズ

呪われた運命の魔女

第5章 炎のゴブレット


今日はいよいよマルフォイのおうちに遊びに行く日。ハグリットに最後まで反対されたけど、自分の身は自分で守れると押し切った。

そうそう!クディッチの件も許可貰ったんだけど(こっちはハグリット快く了承してくれた)、それがマルフォイのうちに遊びに行く次の日だった。危ない危ない。実際にクディッチの試合があるのは一週間後なんだけど、ロンのお母様が是非みんなでお泊りして頂戴って。ハリーたちも明日からお泊りするみたい。楽しみ!

さて、そうしている間に駅に着いた。マルフォイの家は少し複雑な所にあるらしく、駅に迎えが来てくれるらしい。

ざわざわと多くの人が出入りをする。人が私の前を通るその度にチラ見されるから、少し居心地が悪い。邪魔なのだろう。

「ケイン様であらせますでしょうか?遅れて申し訳ありません。お迎えに上がりました。」

声が低いキッチリとした身なりの男性が声をかけてきた。その人は私の荷物(そのまま直行でロンたちの家に向かうのでとても大荷物になってしまった)を持って、スタスタと歩き出す。私は慌ててついて行った。

豪華な車に乗ると中には沢山の人が座っていた。

「あらあら、これまた可愛いお嬢様で。坊ちゃんも隅におけませんわね」

少し年配のメイドさんが言った。

「さあ、時間が限られてます。仕事に取りかかりましょう。」

そうして私は訳もわからず、化粧をされたり、髪を整えられたり、服を着替えさせられたりされるのだった。
/ 102ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp