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呪われた運命の魔女

第5章 炎のゴブレット


「………………マルフォイのところへ行きたいだと?」

ハグリットが低くうなった。

「イヴやめとけ!!あいつの家は純血を重んじる家系で、マグルが嫌いだ。それにお前ウィズリーとの仲は最悪だぞ。なんて言われるか…………」

「えーそうなの!?んー、でも両親も会いたがってるって。大丈夫だと思うよ?」

「いーや!俺は反対だ!!今でこそ逃れてるが、あいつはディスイーターだったんだからな。」

「ディスイーター?」

すると、ハグリットがしまったという顔をした。

「…………闇の帝王の手下どものことだ。」

「………………それがマルフォイのお父様ってこと?」

「ああ。本人たちは闇の帝王から服従の呪文で操られていたと言っているがな。」

そうなんだ………

「………さーて!日も暮れてきたし、そろそろ戻ろうかイヴ。」
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