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苦しみの中の幸せ〔銀魂 土方おち やや逆ハー〕

第16章 着物とか浴衣って、動きにくいよね



『・・・で?話って何ですか?』

もう一度不機嫌な声でそう尋ねた。

土「まあ、そこ座れ」

そう言って、座布団を指さした。・・・用意周到な事で・・
黙って、座るとトシも私の前に座った。

土「真選組に入るにあたって知っておかなければならないことがある」
『知っておかなければならないこと?』

オウム返しでそう聞いた。すると、トシは大きくうなずいた。

土「そうだ、お前は真選組の一番隊に属してもらうことになった。」
『・・・総悟が隊長の?』
土「ああ、そうだ。まあ、そこいら辺は適当でいいが・・・」

いいんかい!!なら、最初っから話すなよ

土「真選組には局中法度ってのが・・・」

はい、自分で意識をフリーズさせました。
だって、難しい話は嫌いだからさぁ・・・

土「以上が局中法度だ。これを破ったものは切腹だ」
『切腹ぅぅ!?』
土「ああ、切腹だ」

切腹ってあの、腹切るやつ?え?うそ?何破ったらいけないわけ?聞いてなかったよ??

土「話は以上だ。帰っていいぞ」
『・・・はい、失礼しました・・』

静かに部屋を出た。
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