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苦しみの中の幸せ〔銀魂 土方おち やや逆ハー〕

第15章 好きなようにしろって言われて、好きなようにしたら怒られる



土「で?返事はどうすんだ?」
『・・・あの、一つだけいいですか?』

トシはたばこを取り出し、口に銜えたので、灰皿を差し出した。

土「お、悪いな・・・で?何だ?」
『・・・何で私なんですか?女隊士って言うんだからもっと、何ていうか・・・その・・・』
沖「なんですかィ?」
『もっと女らしくて・・・扱いやすいタイプの方がいいんじゃないですかね?』
『その・・・私って性格すっごいねじ曲がってるし、男しかいないような所で育ってきたんで、女らしさの欠片もないし、それに・・・』
土「なんだ?」
『めんどくさいことは、すぐにサボりますよ?』

だって、ほんとにサボるし・・・
ていうか、できればめんどくさいことは嫌いだし・・・

沖「大丈夫でさァ」

突然総悟がそういった。
『何が?』
沖「確かに性格はねじ曲がってますけど、案外扱いやすそうですしねェ・・・それに、女らしかったら大変だろィ?毎日毎日、男から逃げないといけねェんですぜィ?それと、サボることに関しては大丈夫でさァ。俺も毎日サボってるんでねィ」

・・・なんか・・・思いっきりバカにされてない?
扱いやすそうって・・・本人の前で言う?しかも、総悟の言う分だと、私に女らしさの欠片もないってことじゃん!!
一応胸はある方だし、くびれもあると思うよ!?
ボンキュッボンまではいかないけど・・・ボキュッボンって感じだと思うんだけどな・・・

土「まあ・・・総悟の言うとおりだな・・・」
『いやいやいや・・・そこは否定してよ』

言う通りはないでしょ・・・
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