• テキストサイズ

苦しみの中の幸せ〔銀魂 土方おち やや逆ハー〕

第9章 女の子は恐ろしい


春菜が目を閉じたことを確認すると、私は落ちていた刀を拾い上げた。

『はいは~い!!その企みはよく考えたと思うけど・・・
刀向ける相手には、気を付けないといけないよ~?』

子分1「なんだよ・・・この女ぁ」
子分2「強すぎだろ・・・」

当たり前でしょう??
あんたたちとは一緒にしてほしくないし・・・

そう思い、私は春菜を肩に担いだ。

[きゃあ!?]

悲鳴を上げたが、目は閉じたままのようだ。
そして、片手は春菜を抱えたまま、もう片方の手で刀を構えた。
いつもは、両手で構えますけどね★

そして、殺気を込めて相手を睨む。
すると、今まで黙っていた偉そうな男が口を開いた。

男「ははは・・・お前、何者だ?」
『ただの女』
男「ふざけるな!!そんな殺気を出せる奴が、ただの女なわけねえだろ!?」

知らな~い、聞いてないよおおおお!!!

私は、男たちに向かって走り出した。
ひるまずに叫びながら走ってくる男たちの体を斬りながら、さっきまで、私と会話していた男のもとへと走っていく。

そして、一気に加速させ、一瞬で男の目の前に来る。
驚いて声も出せない男に、
『バイバイ』
そういって、満面の笑みを向け、男を斬りつけた。
/ 158ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp