第9章 女の子は恐ろしい
春菜目線
私の名前は春菜。
真撰組の女中として、働いていま~す。
顔には少し、自信あり!
でも、性格は悪いですよ?自分で言うなって?
だって、自覚してますもん!!
私は今、買い出しに出てきています。
買ってくるものは、
1、アンパン 3つ (山崎)
2、マヨネーズ 10本 (副長)
3、う○い棒 20本 (沖田)
4、焼きそばパン 1つ (沖田)
5、ジャンプ 1冊 (沖田)
以上。
はい、メモを見て分かったように、ほぼパシリ(沖田隊長)です。
まあ、仕方ないんだけどね・・・
スーパーを出ると、私は持ちきれないほどの荷物を抱えていた。腰が抜けそうなくらい重い荷物を必至に持ち上げ、ふらふらしながら、屯所に戻っていく。
でも、ちゃんと歩けるわけもなく、
[あっ・・・]
そういって石につまずいてしまった。
コケる!!そう思ったが、トンっと、誰かに支えられた。
[あ・・・ありがとう・・・ございます]
男の人かと思い、そうお礼を言って顔を上げた。
すると、そこには金色の瞳をした綺麗な女性が立っていた。