第18章 喧嘩は外でやりましょう(柳生編)
『あ~あ・・・私って手加減下手だなぁ・・・』
まあ、木刀だからみんな生きてるけど・・・さすがにやりすぎた?・・・このセリフ何回も言ってるような気がするのは気のせい?
とりあえず、逃げていった奴らについていけば会えるかな?会えるよね・・・うん。
『迷うより即行動ぉぉぉ!!』
しばらく走ると・・・見つけた・・・逃がしてあげた男だ。
何か、靴脱ぐのに手間取ってる・・・ばかだなあ・・・まあ、もう用済みだし・・・
私はその男の後ろに立った。
『道案内ごくろ~さま~。ありがとね。後はゆっくり、休んでね』
そう言って、男を木刀でふっ飛ばし、ふすまを思いっきりぶち破った。