第6章 お出かけとお留守番
部屋を叩いても返事がない
「おい、寝てんのか?入るぞ」
静かに襖を開けると
その光景をみた高杉は絶句した
名前の部屋なはずなのに、なぜかそこには銀時がいる
最低それなら許せる。いや、まだマシだ。
あろうことか、2枚敷いてある布団の1枚は使われて居なく、もう1枚の布団に2人で抱き合いながら寝ているではないか
今にでも飛び出して殴りかかってやりたいところだったが我慢
ここで銀時を起こしたら台無しだ
「おい、名前!朝だぞ。起きろ」
イライラしながら、だが銀時を起こさないように名前の耳元で話す
「…んん…?…晋助…?」
目を虚ろにさせ、名前は起きる
「お前だけを連れて行きてえ場所がある。さっさと起きて支度しろ。銀時は起こすなよ?お前だけを連れて行きてえんだ」
そういうと高杉は部屋を出た
寝起きの回らない頭で考えるが思考が定まらない
とりあえず、銀時を起こさないようにそっと布団からでて
この部屋で着替えるのは躊躇したが
寝ているから大丈夫だろうと思い着物に着替えて、高杉がいるであろう居間へ急ぐ
「晋助?着替えてきたけど、朝からどこへ行くの?」
チラリと私をみると立ち上がり手を引く
「町へ行くぞ
おめぇ行ってみてえって言ってただろ」