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【ハイキュー!!】行け!烏野高校排球部

第1章 瞳の先


「あ!日向、影山! …と君は?」
「え、あ、マネージャーとして入部を希望している者なんですけど、後入部届持ってきました…」
「あ!そうなん、」
「「うおおおおおおおおおおおお女の子だああああああああああああああ!!」」

坊主さんと西谷さんは声を揃えて叫んだ。どうやら喜んでいるように思える。嫌がられてないだけども嬉しいのでなお良かった。ていうかグッドだ。合格点。坊主さんと西谷さんは喜色満面で私に近づいてくる。
「まさかこの部に新たな潤いが来るとは…!」
「俺カンド─────!!」
「え?あ、ありがとうございます…」
二人は口ぐちに喜びを声にする。うおおおお…この喜び方は想像以上だ。私も気の利いた一言を、いや無理。私のコミュ力はもう限界だ。みんな!オラに元気玉を分けてくれ!!


「どーしたどーした!緊張してんのかぁ?!もう仲間じゃねぇか!!俺、2年の西谷夕!!リベロやってる!!よろしくなっ!!」
「え、あ、私は1年の瀬戸伊鶴です。よろしくお願いします」
「俺!俺2年の田中龍之介だ!ポジションはウィングスパイカー!!」
「は、はい。よろしくお願いします」
何だが拍子抜けしてしまった。二人とも怖い人だなんていう先入観を持っていたため、温かい対応に逆に戸惑う。
だが良かった。ここから先やっていけそうだ。何か偉人の言葉にあったな。おんじの馬がいなくなっちゃって、えーと…あの、ああもう忘れたから良いですごめんなさい。

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