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[R18]ハイキュー!!(裏短編集)

第2章 負けず嫌い【月島 蛍】




(蛍のやつ〜///)

私は赤い顔を誰にも悟られないよう
伏せたり
教科書で顔を隠しながら
授業を受けていた。

音が小さめになるよう、
授業中はローターの振動を
1/5にしてくれると
約束してくれた。


倉庫の中でー

「バレて僕が
そんな変態プレイを楽しんでるとか
噂立てられたくないしね?」

なんて、余裕の笑みを浮かべる
我が彼氏、蛍様。

『理由が納得いかない!』

何か反論すると

「うるさい…」
カチッ

5/5までメーターを上げられる。

『ひぁぁっん//』

ガシッ

足に力が入らなくなって
蛍に捕まらないと立てない始末。

「…//」

『絶対…勝ぁ、つ…っぅ//』


現在ー


(…///
あー、自分でも顔が赤いのが分かる。)

よし、風邪気味ってことで
保健室にでも逃げ込むか…

ピロン

すると蛍からLINE。

《保健室でサボったり、
女子トイレ籠るのも禁止ね》

え、心読んでる!?

私は廊下やベランダをパッと見て
背後に蛍がいないことを確かめた。

(い、いないよね…
びっくりしたぁ…)

ほっと胸を撫で下ろしていると、
クラスの男の子が、
「□□、
顔超赤いけど大丈夫?」

と、突然話しかけてきた。
一瞬動揺したが、

『あ、うん。
大丈夫…
ちょっと熱っぽくて…』

私は額に手を当てて
作り笑いしてみせる。

笑顔を作る余裕が
無くなってきてる…

クラスメイトは
「…///
お、お大事にな!」

と、明らかに顔を赤らめて
捨てゼリフを吐いてどこかへ行った。

(私…なんか、おかしいのかな?)

とにかく早く終わってくれぇ〜



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