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[R18]ハイキュー!!(裏短編集)

第9章 計算と本音【澤村 大地】



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事後

すやすやと眠る彼女の前髪を
そっとかき分ける。
汗ばんだ額がまだ熱を持っていて愛おしい…

愛おしさとは裏腹に
反省の気持ちが込み上げてくる。

また甘やかしてしまった…
今日の〇〇の初心なふりはなんだ!
けしからん。
ついついのせられてしまった。

まだまだ心の修行が足りん。

鍛錬せねば!

本来『だめぇ!』とか『ストップ!』
なんて言うわけないからな。

『もっとぉ!』ってせがんでくるはず。


「うーん…
だがしかし、よかった!」

『ん〜…大地ぃ、好きぃ♡zZZ』

「!!!//」

実は初の修羅場を迎えて
テンパって本音が露になってしまった〇〇。

今日だけは取り繕うことが出来なかったらしい。

澤村が(初心な)ふりじゃないことに気づく日は
そう遠くない…



*終わり*

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