第1章 怪しい(?)お手紙
瑠華side
あれから、朝練を再開して数分。
なんだか、部員達の意識がそれている気がする。
少なからず、全員の頭に"ハイキュー学園"のことがよぎっているからだ。
…それもあって、今日の朝練はいつもより早く終わった。
*in部室
黒尾
「…なぁ、お前らどうする?俺は、行くつもりだけどな。」
全員が着替え終わったあと、部室で会議が行われた。
もちろん、"ハイキュー学園"についてだ。
夜久
「…俺は行ってみたいと思ってる…。もっと、上手くなりたいしな!」
やっくん先輩がそういった。
犬岡
「はい!!俺も、行きたいっす!」
灰羽
「俺もっ!もっと強くなって、エースになりたいっすからね!」
芝山
「ぼ、僕も行きたいです!」
それに続いて、1年がそう言った。
山本
「俺は、もちろん行くぜ!おい、研磨も行くだろ?!」
研磨
「…うん。」ピコピコ←
…2年は、約1名適当に返事しているような気もする。←
残りの部員達は、それぞれの理由で"ハイキュー学園"に行けないと告げた。
…自分で自分の道を決める。
それは、思っていた以上に難しい選択だった。
…つぎは、私の番。