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【黒子のバスケ】オマエが欲しい

第4章 繋がる心



「ん…ふぁぁっ」

突然ビクンビクンと華奢な身体が痙攣した。

「涼音?」

「わ、わかんない…なんか身体が浮いてるみたいに
軽くなって目の前が真っ白になって
あと…その…気持ち、よくて…」

胸だけで…可愛いし、嬉しいけど

「好きすぎてたまんねぇ…
おかしくなりそう」

「ばか…恥ずかしいよ…」

「涼音は?」

まじまじと顔を見つめる。

肯定の選択しか与えられない
不敵な笑みを浮かべる。

それでまた顔を赤くした
涼音は小声で
俺の目を見て言った。

「…もちろん好きだよっ」

くる…予想以上の可愛さに
戸惑いを隠しながら驚く。

「ん、ごーかく」

ちゅっ。

合格の印。

そしてまた愛を確かめあうようにキスをした。

「ふふ、幸せ」

「俺も」

どちらからもなくにっこり微笑むと
外から元気な声が聞こえてきた。

「バスケ部入部希望っス!」

って聞こえたけどこの時期に
入部か?変わったやつもいるもんだな

…と、その声が聞こえた瞬間、
彼女ははっとして

「待ってて!」

と言って更衣室をでていった。

「は?」

あまりにも唐突な出来事で俺は
唖然としていた。ーーー…
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