第1章 幼馴染
さっきまで泣いてたのに
満面の笑みで言いやがった。
今まで幼馴染って関係を
何度も恨みそうになったけど
そういう事なら
感謝してもいいかなって思った。
「ねね、このこと
お母さんたちに言ったら
びっくりするかな??」
『そりゃするだろーな。笑』
「今度挨拶行こっか!」
『今週末にでも久しぶりに
顔出しに行こうと思ってたから
一緒に行こうぜ!』
葉月はやっぱり笑ってる
ほうが可愛い。
この笑顔ずっと守っていこう。
もう二度と愛情不足で
泣くことがないように
俺の愛で満たしてやろう。
「宏光、
私と出会ってくれて
ありがとう。」
ーENDー