第2章 アラジンとお買い物してみる!【ほのぼの】
今日はアラジンと約束していたお買い物の日。
アラジンが中央市場を1人で買い物したいと言い初めたけど
ジャーファルさんに「子供だけでは危険です!もしも悪い人に捕まったらどうするんですか!?」
…なんて言われて止められたらしいので、私と行くことを条件に許してもらったらしい。
王宮の前で待ち合わせをして、歩き出した。
『アラジンは何が見たいの?』
アラ「実は、いつもお世話になっているみんなに、何かプレゼントしたいんだ!アリババくんや、モルさんや、ジャーファルおにいさんたちにね!」
そうか…と歩きながら考えを巡らせる。
アリババくんや、モルジアナちゃんなら好みはアラジンの方が詳しいだろう…しかしジャーファルさんとなると途端に難しくなる。
『アリババくんとモルジアナちゃんのは何を買うか決まってるの?』
アラ「ううん、まだ決まってないんだ…あ!でもアリババくんはこの前欲しい、って言ってるのがあったから…それにしようかな?」
『モルジアナちゃんはどうしようか?』
うーん…と考える素振りで俯くアラジン。
彼の前には、大きな荷物を持った男性…あの荷物じゃ前が見えないだろう。
『アラジン!』
下を見ていたアラジンを咄嗟に引き寄せる。
アラ「わっ!…どうしたんだい?レイさん?」
『ぶつかるところだったよ?はぐれたりしたら大変だし…手、繋ごう?』
アラ「そうだね!ありがとう、レイさん!」
手を繋ぐと、思っていたよりしっかりとした手に、小さくても男の子なんだなぁと、実感した。
『よし、とりあえずは…あの店から行ってみようか!』
アラ「うん!」
…
2人をつけている人影が2つ…。
ジャ「あぁ!今、ぶつかりそうになりましたよ!」
シン「大丈夫だ、ジャーファル…レイがついてることだし…」
半ば呆れ顔のシンドリア国王に、緑色の政務官はハラハラといった感じでアラジンとレイの買い物を見守っている…。
ジャ「それでも心配なものは心配なんです!」
シン「お、店に入って行くぞ?」
ジャ「早く追いかけましょう!」
色々な物が並ぶ店…工芸品から日用品まで様々な物を見て回る。
『どう?ピンとくるもの、見つかった?』
アラ「ううん…ここにはなかったよ」
『そうかぁ…それじゃあ、次っ!』