第7章 アリババと花冠を作ってみる!【甘?】
アリ「待て、それ…どういうことだよ!?」
『こ、この前…』
…回想…
シンドバッドさんに2人を呼ぶように頼まれて、アリババくんとアラジンの部屋の前まで来ると、中から声が聞こえてきた。
アラ(アリババくんは誰か好きな人はいないのかい?)
アリ(はっ?!す、好きな人って…)
白龍(そうですよ!誰か慕っている人はいないんですか?)
アリ(っいや、その)
どうしても気になって、思わずその場で立ち止まってしまった。
聞きたいようで聞きたくない。
…ドキドキ、ドキドキ
アラ(…そうだ!レイさんはどうだい?アリババくん、よくレイさんのこと話してるじゃないか!)
ドキッ!
アリ(は!?レイのことはっ…そういう気持ちはねーって!!)
『………(そう…だったんだ…)。』
…回想おわり…
『ってことがあったから…。』
アリ「それは…聞いてて傷つけたなら悪かった…」
謝ってくれるアリババくん。
アリ「あの時は…当てられて恥ずかしくて否定した…でも!」
ぎゅ、っと肩を掴まれて心拍数が跳ね上がった。
アリ「俺は…ちゃんとレイのこと…すきだから。」
真っ直ぐ見つめられて、アリババくんの瞳からしっかりとした真剣さが使わってくる。
『うん、私も…好き…。』
そのまま…自然とお互いの顔が近づいて…
キスの予感がして目を閉じた。
息が…かかるくらい
アリババくんを近く感じる。
唇が触れ合うまであと少し…。
アラ「アリババくーんっ!!」
アラジンの声に目を開くと、あまりの近さに恥ずかしくなって勢い良く離れてしまった。
アラ「あれ?…どうしたの、2人共…顔が真っ赤で…ルフがピンク色だよ?
その言葉に、さっき何をしようとしていたのかを思い出して、また顔が熱くなった。
アラ「2人共…何かあったのかい?」
アリ「なっ、なんでもねーよ!なぁレイ!」
『えっ!?あ、う…うん、そうだね…!』
挙動不審な私達にやっぱりおかしいと思ったのか、アラジンは納得していない。
アラ「??」
アリ「ほ、ほら!そろそろ冷えるから…中に入るぞ!」
納得しきっていないアラジンを連れて強引に王宮の中に戻るアリババくん。
『あ!待ってよ2人共!』
苦笑いしながら、私も2人を追った。
→ねくすとあとがき