第5章 ジュダルと氷で何か作ってみる!【ギャグ?】
煌帝国の天気は今日も晴れ…暖かい日差しの中で、日光浴するとホカホカと身体が熱くなって心地いい。
『ふぁ…眠たー…。』
大きくあくびをすると…眠気が一気に襲いかかる。
あったかさに負けてウトウトしていると…
急にぱしゃんっと、冷たい水が顔にかかった。
『ぷぁっ!?…何っ?!』
ジュ「っふ、あっははははは!!すっげー間抜けな顔だなァ!」
目を開くと、太陽を遮るように空に浮かぶジュダルくん…おのれ…私の至福の時間を邪魔しおって…
『…ジュダルくん…何の用ですか…』
彼は、真っ黒で大きな三つ編みを揺らしながら地面に降りると、赤い瞳をこっちに向ける。
ジュ「あ?用なんかねーよ?…暇だったんだけどよぉ…ちょーうどそこにお前が寝てたから…暇つぶしに?」
そんな理由で…何て理不尽な…。
ジュダルくんは、最近よく絡んでくる様になった煌帝国の神官様。
『用がないなら関わらないで下さいよ…。』
ジュ「俺がしたいからやってるんだ、命令すんな。」
『はぁ…スミマセンデシター…』
ジュ「お前…喧嘩売ってんのか…?」
面倒なことになる前に、仕事を言い訳にして逃げようと…
ジュ「オイ、話は終わってねーんだけど。」
…したけどできなかった…(泣)
何だかまずい空気で、逃げることは更に困難になった気が…。
ジュ「何なら今ここで、殺り合ってみるか…?」
『いやいやいや!!結構です!全力で丁重にお断りいたしますので!』
ジュ「まぁそう言うなよ…」
ニヤニヤ笑う彼は、もうすでにスイッチが入ってしまった模様…いや、待って待って…女中の私が叶うわけない…!
ジュ「知ってんだぜ?レイ、お前…他の魔法も使える様になったんだろ?」
な、なぜそれを…!
ジュダルくんは赤い瞳を楽しげに細めると、勝負を求めてくる。
…勝負…?
『…そうだ!…勝負、してもいいよ?』
ジュ「…お?殺る気になったのかよ?」
嬉しそうにするジュダルくん…ふっ…残念だったね、そういう訳じゃないんだなぁ…
私の腕を掴む手が緩んだ瞬間。
『戦うのは苦手だから、こういう勝負はどう?』
勝負を切り出すと、「はぁあぁあ!?」と、辺りに轟く程の大声で叫ぶ。
『…声大きいよジュダルくん…』
ジュ「んな勝負、面白くねーじゃん!」
いやいや、その勝負のどこに面白さを求めていらっしゃるのか…。
