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冷めたミントティー

第2章 すくーるらいふNO


心臓がドクンと飛び上がった。


視線の先にはグランドからこちらを見上げる彼。

じーっとこちらを見ていたかと思うと不意にふにゃっと笑って俺を見た。


それから潤くんは
「大野くん!」


と、小さく手を振ると彼も潤くんに視線を向けピロピロと手を振り返した。


そして、くりくりな人も来て笑って潤くんと彼を見ていた。








俺はずっと彼を見ていた。





初めて俺に向けられたあの笑顔に酔いしれていた。










もっと近づきたい。









そう、初めて願ってしまった。

fin.
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