第17章 沢山の思い出を...
__ユリとの思い出作り、クリスマス。
今日はクリスマスイブ、宏光の家でメンバー一同のクリスマスパーティー。
ちなみに翔達はまだ翔が入院中の為、
軽いプチパーティーをユリ、リョウガ、楓と共に前日に開いた。
(ちなみにその日は仕事だった宏光達)
つまりユリは2回目のクリスマスパーティーである。
「「「メリークリスマス!」」」_パーンパンっ!!
クラッカーを一斉に引く。
「煙、目にしみるの......」
煙が目に染みて目を擦るユリ。
_パシャッ!「今のめっちゃ可愛い!永久保存しとこ♪」←
「おい、タマ!お前何撮ってんだし!(怒)」
「これも思い出思い出♪なに?ミツも欲しいの?(笑)」
「別に......ってユリ、また耳としっぽ出てるし(汗)」
説明しよう。人狼として既に覚醒したユリは
まだ自分で思うようにちゃんと操ることができないので
感情が高ぶると耳やしっぽ等が出てしまうのだ。
ちなみに今のユリは渉の特製料理を見て嬉しそうにしっぽを振ってる。
_カシャッ「獣耳可愛いね♪」
俊哉もシャッターを切った。
「うん!
コスプレさせたいね。」_カシャッ←
再びシャッターを切る裕太。
「お前らどんどんヤバイほうにいってね?(汗)」
「二階堂にツッコまれたら終わりだね。」←
「千賀!それ酷くね!?」
「ほらほらみんな!せっかく沢山料理作ったんだから食べようよ!
ユリちゃんの大好きな苺を使ったデザートも沢山用意してあるよ。」
「苺......」
苺という単語を聞いた瞬間頬を染め、さっきよりもしっぽをフリフリさせた。
「「可愛い!」」_パシャパシャ
「宮玉コンビ今日はやたらシャッター音がうるせぇな(苦笑)」
(“萌え”って恐ろしいわ......汗)←
「パパも大変だな、北山(笑)」
「一言みたいに言うなよ藤ヶ谷!」
「ねぇガヤ!後でガヤにも写真送る?」
裕太は先ほど撮った写真を見せながら言う。
「いいの?じゃあお願いするわ!」
(待受にでもしとこ。)←
「結局お前も一緒じゃねぇか!!」