第17章 沢山の思い出を...
宏光side
「なんで俺等まで......呼び出しくらうのはミツとガヤだけでいいじゃん......」
事務所に呼び出しをくらいタマは不機嫌。
「なぁ藤ヶ谷、ずっと言いたくて言えなかったんだけど......
岡本も人狼だったのか?(苦笑)」
「あぁ、イギリス出身だけどなぜかイタリアオオカミなんだ。←
まぁでも、俺より狼の能力も優れてるから戦闘に関してかなり強いな。
俺が知ってる混血種の中でも、上位3位以内には入ってる。」
「あいつムキムキだもんなぁ......お前と違ってヒョロヒョロじゃないし。」←
「それ関係あんのかよ(怒)
そもそも、ニホンオオカミとイタリアオオカミじゃでかさが違うんだよ!」
「ああそうか!だからお前あんなに小さかったのか!
そりゃあユリから攻撃食らうわけだ(笑)」←
「何軽く言ってんだよ......純血種、
ましてや白狼に攻撃を食らうなんて致命傷だぞ!?
ユリちゃんみたいな子供でも、あのでかさだ......
お前なんて、チビだから一瞬にしてユリちゃんに食われるぞ。」
「ユリは俺にそんなことしませーん!」
「どうだか......反抗期が早く縮まって、お前病院送りになるかもよ(笑)」
「縁起でもねぇこと言うなよ!(怒)」
「ねぇ横尾さん、何であの2人はいつもああなの?(苦笑)」
健永は苦笑い、ついさっきまで大事件が起きていたというのに
あの様子でいれることが恐ろしく感じていた。
「まぁこういうのもいいんじゃないの?(苦笑)
場所を、わきまえて欲しい時は困るけど......」
「はぁ......にしても、俺らはどんなこと聞かれんの?(苦笑)
叱られるのかな......」
俊哉は怒られるのではないかとおどおどしていた。
「宮田、挙動不審になってるぞ。」
「だってぇ......タマぁ(泣)」
「泣くんじゃねぇし!」
「あんたらも十分呑気だな......(汗)」
メンバー達のやり取りを見て思う高嗣だった。