第36章 空回り
私は、嬉しい気持ちで丸山さんの胸の中にいた
丸山さんは、私をいつまでも抱きしめ続けてくれた
丸山「....会いたかった」
丸山さんは囁くように言った
私の胸の心臓の動きがドンドン速くなる
「風船、ありがとう...」
私も、囁いた
その声を聞くと丸山さんは、私をそっと離すと
嬉しそうに私を見てくれた
丸山「届いて良かった、他の人に見つからないか心配だったんだ.....」
そう、イタズラぽく笑った
私はその言葉を聞いて、笑いながら丸山さんに聞いてみた
「この愛の形は、いくつあるんですか?」
私の問いに、丸山さんは少し考えて
丸山「僕の愛が溢れてるからなぁ....」
そう言って笑ってた、そんな丸山さんを見て私は嬉しかった
会えなかった時間の辛さすら忘れたように
私は、丸山さんの笑顔のエネルギーを一人占めしていた
そんな私を丸山さんは見て、優しく頭を撫でてくれた
そして
丸山「さて、久しぶりに一緒に食事はどう?」
そう言って、腕を掴めるように私の前に腕をだした
私は嬉しくなって、丸山の腕に抱きついた
その私を丸山さんは腕で感じると
歩き始めたが、すぐに足を止めた
私は不思議そうに丸山さんの顔を見た
丸山さんは前を向いて動けないでいた
私はその表情に驚き、前を向く
「!!!!」
メンバーの一人の横山裕が立っていた
私は自然に丸山さんの腕から離れた
それは、なぜか分からなかったが