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【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第41章 片思い【青峰大輝】


【青峰】

周りがガタガタ、ガヤガヤうるさいと思いきや席替えをしていた。


俺には関係ねーから


そう思っていたら隣に来たのは夏姫だった。


コイツ同じクラスだったのか。


教室でほとんど寝ていた為にクラスの人間の顔や名前なんて覚えていなかった。


授業中にチラリと隣を観察しているとユラユラと相変わらずアホ毛が揺れていた。



HRの後、さつきが来たかと思えばいなくなり夏姫がブツブツと何かを呟いていた。


「どどどどうしよう~」


「何がだよ…」


「あ、青峰くん!?起きてたの?」


動き回ってブツブツ言ってアホ毛が揺れてたら気になって眠れねーよ。


「青峰くん…部活行かないの?」

「めんどくせー」

「え…!!行かなきゃダメだよ!!」


行かないの?なんて聞いておいて行かなきゃダメってなら最初から聞くなよ。


「さつきだな…」


さっき、さつきが来たのはコレを頼みに来たのか。


今は行きたくない。


体育館なんて行ったら夏姫と


夏姫と…


「青峰くん?」


なんでコイツと一緒にいたいなんて思ったんだ?



「帰る」


「青峰くん!?帰っちゃうの?なんで…」


「気分ワリー」


胸が痛い


よくわかんねーけど胸が痛い。


俺………なんか変だ。
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