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【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第41章 片思い【青峰大輝】


『安心しろ、俺はマイちゃんしか興味ねーから』


私ってやっぱり青峰くんに知られてなかった。


表情を見ただけで察しがついた。


「はぁ……」


でも、チャンスはまだある。


だって青峰くんとは同じクラスだし


今日は席替えなんだから。


どうか席が近くなりますように。


青峰くんは体格が大きいから席が後ろに自動的になっている。


くじを引いて私の番号を確認した。


何度も何度も


「うそ……」


何度確認しても私の席は青峰くんの隣だった。


新しい席にやって来て座ると、席の変わらない青峰くんは伏せて寝ていた。


声…掛けた方がいいのかな?


でも何て?


『青峰くん、よろしくね』

何て言ってもいいのかな?


全然話したこと無いから…どうしよう~





「「「さようなら」」」


結局何て言っていいかわからず帰りのHRまでもが終わってしまった。


「夏姫ちゃん、私用事があるから先に体育館行くね。青峰くんの事よろしくね」

「え…さつきちゃん!?」


さつきちゃんはコチラに来たかと思えば風のようにまた去っていってしまった。

青峰くんをよろしくね?


私が青峰くんを連れていくの?
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