• テキストサイズ

サンジのおやつ

第2章 1時




「なぁ、ルフィくん」

突然の真剣な声に、今までふざけていたルフィ達の動きが止まる。

「どうしたんだ?おっさん」

聞き返すルフィに、

「私達、家族からどうしても頼みたいことがあるんだ」

アルフレッドは少し苦しそうな顔をした。

「……………………」

誰も何も言わない状況で、アルフレッドの話は続く。

「今日の今日での、お願いには無茶がありすぎることはわかっている。
君達の活躍を聞いたはいた……………ただ、この数時間で、
それは確信へと変わったんだ。

しんを君達と共に海に連れて行ってはくれないか?」

その言葉にルフィ達は驚いた。

「ちょっ―――」

「これは!!偶然なんかじゃなくて!
奇跡なんだよ!!
この!広い世界で何億といる人の中で出会えた奇跡!
……………………
しんは、幼い頃の出来事が原因で、
あまり人と関わらなくなってしまった」

ルフィの言いかけた言葉を制し、
アルフレッドは再び話し出す。


/ 62ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp