第2章 1時
そのまましんは自分の部屋へと連れていかれ、
ルフィ達は、客間へと案内された。
遅れてきたサンジ、フランキー、ロビン、ブルックも揃い、夕食をご馳走になることに。
「マドモアゼル。
なんて素敵な方なのでしょう………
僕がお手伝いいたしましょう」
サンジが、しんのママ《リュイ》の手のひらにキスを落とす。
「まぁ、紳士な方。
料理を手伝ってくださるの?」
キスを特に気にすることなく、
よろしくね。と言ってキッチンへと消えていった。
「………………………」
ふと、ロビンが部屋のドアから覗いている男の子に気付く。
「あら、可愛い子。
こっちにいらっしゃい」
「……うんっ……」
優しく微笑みかけると、嬉しそうに部屋に入ってきたので、
「おや、ダラン。
ご挨拶できるかな?」
アルフレッドがダランを自分のもとへと呼んだ。
「うん!
ダランです。よろしくお願いします」
笑うとアルフレッドに似ている。
しんは、リュイに似てるんだな。
と、ナミは思った。