第21章 セカイノオワリ
船に残した奴らから、敵襲の知らせが入り、もときた道を全力で戻っている時だった。
絵も言えぬ程の強大な何かが、大気を震わせた。
「っ!?なんだこの強い気は!?」
思わずその場で立ち尽くすと、後ろから追いついてきたベポが
「キャプンテン!!トウカ、大丈夫かな!?」
そう叫ぶ。
「…ベポ、先に行く。敵襲とは聞いていたが…この気、只者じゃねぇ。」
完全に俺たちの船の方から流れてきた。
あまりにも強大で止まったが、これはちんたらしてられない。
普通のクルーなら、この気の渦の中にいたら恐らくぶっ倒れているはずだ。
俺の様子から只事じゃないことを悟ったのか、円を作る俺の横をベポが通り過ぎて行った。
気がかりなのは、クルーと、あの拾いモノのアイツ。
「ぜははは。」
「どうしたんだ黒ひげ、空なんか見上げて」
「いんや。おもしれぇのが来たなと思ってな…あれは正しく…」
「ルッルフィ!!見てあれ!!あっちの空の一点だけ夜になってる!!」
「あー?なんだぁ?夜島かなんかでもあるのかぁ?」
「ンなわけないでしょ!!」
「あれは…」
「ロビン、わかるの!?」
「えぇ、あれは…」
「通達!!ミコが現れました!!」
「ミコが…?すぐにやつに連絡を入れろ。捕らえるのだ。」
「はっ!!」
「…くくくく。とうとう揃うぞ…、待っていろ、異世界のミコ。さてさて、待っていたぞ…」
「 あぁ始まるのか。」
「「「「セカイのオワリ…。」よ。」!!」が。」