第39章 ダンノシット
「…大丈夫か?」
恐る恐るという風に聞かれた言葉に、頷きで返せばペンギンさんは小さくため息をついた。
「あいつは…ダンは策士だからな、何を考えているか俺にもわからない…。」
言いながらベットの脇におかれている椅子に腰掛ける。
「何か言われたか?」
心配そうな声が、頭から降りて来る。
私は一度、首を横に振った。
「…心配してくれたみたいです。ダンさん、ハートの海賊団の事大好きなんですね。」
笑って見せたら、ペンギンさんは少しだけ口を歪めた。
キャップのせいで表情は見えないが、不機嫌そうに口は曲がっている。
「…ここで、ああする様になる前にあいつはハートの海賊団のクルーだった。」
教えてくれる気はあるらしい。
不服装にしながらも、ペンギンさんはポツリポツリと話し始めた。