• テキストサイズ

ぼくの歌舞伎町日記の新たな真実

第1章 隠密行動


空「この姫見つかるのでしょうか」

僕は弱気になっていた、こんだけ探しても見つからないのだもの。

土方「そんな弱気になるな、いずれは見つかる。 誘拐されてても、犯人を見つけてやる」

誘拐? そんな可能性も土方さんは考えているんだ。

空「土方さんはそこまで考えていたのですか?」

土方さんは首を縦に振る。

その後も探し回ったが、探し人は見つからなかった。

夕方になって、僕は万事屋に帰ると新八さんがちょうど定春さんのお散歩に行くところだった。

定春「ワン!」

僕の眼の前で尻尾を振っている。

新八「定春、空君も一緒にお散歩に行きたいの?」

定春「ワン!」

空「じゃあ行きましょうか?」

夕方にもなると、公園は子供は帰っていく時間かぁ。

新八「空君ごめんね」

突然謝ってきた、新八さんに僕は首を横に傾げる。

空「何ですか突然に」

新八「空君の記憶を取り戻す、手伝いが何も出来てなくてさ」

相談だけしてみようかな昼間のこと。

空「新八さん、僕ね男装の素顔の女の子に、新撰組が探してる女の子に似てるんです」

新八さんは大声で『えーーーーーーー!!』と言った。

すると後ろから、神楽さんの声が聞こえた。

神楽「ウルセェんだよ、新八野糞でも漏らしたあるか?」

新八「漏らしてねぇよ! 違うよ空君がね男装の素顔の女の子に似てるんだって、新撰組の探し人が」

神楽「ふ〜ん、世の中には似てる人三人居るって話だし空は何もきにするなある」

三人で結局定春さんのお散歩をして、帰って同じ話を銀さんに話したら。

銀時「一回おめぇの、素顔を新撰組に差し出して本人ですと言って、謝礼金を・・・・」

新八さんにその後殴られていた。

謝礼金目当てで僕は、知らない所に・・・・。

そんなの嫌だなぁ。

次の日

僕は男装に着替えて、新撰組の所に訪れた。

近藤「やぁ、空君ではないか!」

あれ? 今日は何か晴れやかな表情してる。

空「何か良い事があったのですか?」

屯所内から出てきた、土方さんが言う。

土方「聞かなくていいぞ、そんな話」

近藤「今日厠で、綺麗に拭けたんだよ」

何が?

空「何がですか?」

近藤「だから厠で、綺麗なーーーが綺麗な形でね綺麗に拭けたんだよ」


聞かなきゃ良かった、話を逸らそう。
/ 9ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp