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ぼくの歌舞伎町日記の新たな真実

第1章 隠密行動


どうして胸にグサと突き刺さったのだろう?

土方「空どうした?」

空「なんでもないです」

気のせいだろう

それよりその女の子を見つける、ためのお手伝いが出来ないかな。

空「お手伝いさせて下さい」

土方「手伝いだと?」

近藤「いいじゃないか、人手が必要なんだ。 手伝ってもらうじゃないか空君にも」

お手伝いさせてもらえるんだ。

空「お役に立てられるように頑張ります」

近藤「よしトシ任せたぞ」

土方「近藤さん?!」

行ってしまった近藤さん、僕は結局は土方さんと人探しをすることになった。

店の従業員、町の人に聞いたけど有力な手がかりは見つからない。

気が付けばお昼になってしまった。

土方「ここらでお昼にするか」

適当な定食やに入ると、土方さんはご飯大盛りを二つ頼む。

土方「おごりだ気にするな」

空「いいんですか? 悪いです」

土方「いやこちらの事情を無理矢理押し付けてるんだ」

おかずがなくともその心遣いが嬉しい。

笑顔でお礼を言う。

空「土方さんありがとうございます」

土方「おっ・・おう」

少し顔が赤い?

まぁお礼を言われて照れているのだろう。

ご飯大盛りが運ばれてきて、土方さんは何を思ったのだろうか?

目の前には衝撃の光景が、マヨネーズがとぐろを巻いている。

それをすすって土方さんは幸せそうな顔をして食べている。

美味いの?

食べてみた。

悪くない味だ。

あとからボリュームに腹がきつくなってきた。

半分くらい食べてお腹いっぱいになってしまった。

土方「どうした?」

空「いえ何だかお腹いっぱいになってしまって」

土方「お前男だろう、それくらい食え」

食べ続けるけど気持ち悪い。

どうして僕は変装をしているのだろうか?

そんなことを思いながら十分後には食べ終わった。

人探しをして結局有力手がかりが見つからない。

団子屋でお茶をしていた。

歩きつかれて。

土方「これだけ探しても見つからない」

空「土方さん写真もう一回見してください」

そう言うと承諾してくれて、胸のポケットから写真を取り出して私に見せてくれた。

あらためて見る。

今朝鏡で見た女の子にそっくりだ。

この世には同じ顔の人間が三人いると言われている。

しかしこんな綺麗なカッコをして、探し人を警察に任せる。

お嬢様なのだろう。
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