第1章 衝撃!私の友達の悲しみと
廊下
美咲「あの一年生と知り合いなの?」
花依「うん!保健委員で一緒なの!
四ノ宮隼人くん、ツンとしてるけど
優しい人だよ!
それがもう萌え要素なんだー!」
またスイッチ入った
あははと笑っていると
「あ、芹沼さん。どうしたの?
その傷。」
話をやめ、前に視線をやると
そこには先輩が歩いてきていた
花依「あ!六月先輩!
これは体育でちょっと…」
六月「大丈夫?気をつけてね?
じゃまた部活でね」
と、軽く会話して歩いて行った
黒髪で少し長めの襟足
真ん中分けで少しマイペースそうな雰囲気の
イケメンの先輩
…
美咲「花依ちゃん、なにかとイケメンと
縁あるよね?好きになるとか
いいなーって思うことないの?」
花依「私は男✕男なところを影から
密かに見ているポジションが好きなの!
そんなことになりたいとか思ったことないよー」
もったいないなー
花依ちゃんかわいいのにー
なんて思いながら教室の扉を開けた