• テキストサイズ

【ヘタリア】周波数0325【APH】

第10章 地下へ


ってのんきに喜んでる場合じゃなかった。

私には、目的があるんだ。

「で、その……ここは一体なんなんですか?」

一番聞きたかったことを尋ねる。

それを耳にし、耀はニヤリと笑んだ。

もったいつけて、せき払いをする。

「公子には特別に教えてやるが、誰にも言ってはいけないある。ここは――」

「Asian Research Detached Office、略してARDO(アード)だよ!」

後ろから陽気な声が上がる。

振り返ると、フェリちゃんが扉から入ってきた。

たったとこちらに駆け寄る。

アルはルートに路線変更したし、逃げ切れたようだ。

一瞬ホッと胸をなで下ろしたが、すぐルートのことで緊張状態に戻った。

本田さんは……いやむしろアーサーの心配をした方がいい気がする……
/ 465ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp