第1章 -3D girl-
サ「あ、急に、ごめん。
でも、気持ち伝えたかっただけだから。
別に裕太に、どうこうして欲しいとかじゃないの。
こんなこと聞かされて難しいかもしれないけど
今まで通り私と幼なじみでいてくれる?
絶対、裕太には迷惑かけないから。」
「は?なんだよ、それ。」
サ「え?あ、ごめん。
やっぱ、幼なじみに好きとか言われて
今まで通りなんて無理だよね。ごめん。」
サヤカ、顔見せないように伏せたけど
涙が頬を伝ったのがわかった
「なに、勝手に一人で決めて泣いてんの?
今まで通りってなに。迷惑かけないってなに?
俺、サヤカと幼なじみに戻るつもりなんてないから。」