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赤い月…~F.T~
第1章 赤い月…
リビングに入ると北山はテレビつけて
ソファーでくつろいでいた
藤「自分ちかよw
咲希ちゃんもソファー座って?」
北「まぁまぁ、いいじゃない♪
早く飲みなおそーぜ♪
藤ヶ谷も飲むだろ?」
藤「でも、俺、咲希ちゃん送るし、いいわ。」
北「タクシーで送ればいいじゃん。
俺もタクシーで帰るから♪」
咲「あ、私、自分でタクシーで帰れるから。
だから、太ちゃんも一緒に飲も?♪」
テーブルを間に向かい合わせに置いた
ソファーの北山とは反対側に座った咲希が
立っていた俺のことを見上げてくる
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