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赤い月…~F.T~
第1章 赤い月…
藤「いや、迷惑とかじゃないよ?」
咲希の頭をポンポンとしながら
顔を覗き込むと不安そうな顔をしていた
藤「そーゆーのじゃないから、まじで。」
なるべく優しい口調で微笑むと
目を合わせた咲希も少し微笑む
北「あのー、いい感じのとこ
悪いんですどーw」
藤「…あ、北山のこと忘れてわw」
北「でしょうねw
あのさ、ここじゃあれだしさ
もう藤ヶ谷んちでよくね?」
藤「は?俺んち?」
北「おう。だったら、もし
咲希ちゃん酔っ払って寝ちゃっても
問題ないし、誰にも見られないじゃん?」
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