• テキストサイズ

赤い月…~F.T~

第1章 赤い月…





一瞬ビックリしたが
頭を撫でていた手をやめ
両手で優しく抱き締める



するとさらにギュッと
くっついてくる咲希


咲希の心臓の音が伝わる






藤「大丈夫?」



咲「…太ちゃん…チューして?」



藤「…え?」



咲「チューしてほしい…
とびっきり甘いの…」



藤「…いや、それは…」



咲「チューだけでいいから…
後々、迷惑かけたりしないから…
今だけ私が誰かに必用と
されてるって思えたらいいの…」



藤「…咲希ちゃん…」



咲「…だ…めかな…」




そこまで言うと顔をあげる咲希

潤んだ瞳に自然になる上目使い




咲希の瞳をジッと見つめる



/ 102ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp