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Ifの物語。

第10章 関ジャニ∞:丸山隆平







ふ、と目を開く。


真っ暗になった部屋で、
携帯を見ると23時。




いつになれば君に会えるだろう





なんて。



にいつも思わせてる
気持ちばかりを考えて




ボロボロと涙が落ちてくる。






このまま、帰らなかったなら



これから僕はどうしよう?





君なしじゃ、

寂しくって死にそうだ。






また重い瞼が閉じようとしたとき




携帯が鳴り響く。




ディスプレイには“”の文字





慌てて出ると、

驚いた声に僕も少し安心。





『寝てるかと思ってた、びっくりした
もうお仕事は終わったの?
あ、今日は休みなんだっけ?
すっかり忘れてた〜!!ごめ…』



「いま、どこおんねん!!」




思わず怒鳴った、その声に



は涙声で答えた




『私に聞く前に、
隆ちゃんが答えるべきじゃない?
私は昨日、帰りを待ってたの。
今日から短期間の出張だって
そう伝えたかったのに!!
なのに、帰らなかった隆ちゃんは
なにか私に教えるべきじゃない?違う?』




震えた声に、


安心した半分で
反省した、後悔の気持ちが浮かぶ。






「…昨日な、ヤスと話が
盛り上がって。朝まで飲んでてん。
連絡すんの忘れててごめんな」





おかえりの言葉も。





君から聞けない、そんな日に






君がいる事が

当たり前じゃない。





そう実感するとある夜。

























( おかえりの言葉も ) END







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