第1章 -only one-
「そっか♪」
(一瞬、葵の顔がホッとしたような
気がしたのは気のせいか?)
『あ、そうだ葵。番号交換しよー♪』
「あ、そうだね。しよ、しよ♪」
『暇なとき葵からも連絡してよ?
仕事で出れなかったり
返事遅くなることもあると思うけど。』
「わかった♪」
それからしばらく他愛もない話をして
お店をあとにした
タクシーで葵の家まで送る
「裕太、今日はご馳走さまでした♪
お仕事頑張ってね。」
『どういたしまして♪
こっちこそ、いろいろありがとう。
また連絡するわ。おやすみー。』