• テキストサイズ

鈍感で勘違いな2人

第1章 出会い


「師匠ー!!!!」
そう元気にいう圭奈
「…なんだ」
とても迷惑そうな清心

「紀一さんですよっ!!」

『師匠、戻りました』

「ああ」
すっごく言いづらいのです

『…剣、戻ったんですけどね~』
「見せろ」
怖いですね
帰って来てすぐ「見せろ」ですか

カチャ

シュー

『折られちゃいましたね』

はぁーと、ため息をついた師匠は

「お前は馬鹿なのか?」
はい。馬鹿ですよ
これのどこが馬鹿じゃないというのですか

「((ギロ」
『ひぃっ!!!も、申し訳ない…』

「はぁ…確か、神棚のところに置いてあったな…それを使え」
『かたじけないっ!!』
ペコッとお辞儀をして行こうとしたところで

「それと、紀一」
ピタッ
『なんでしょう』
「瀬田宗次郎が、お前を探しているらしい」
瀬田宗次郎?
誰でしょうか…
皆様知ってますか???←
「まあ、気を付けておけ」
あ、殺す感じですか


「【最強の人斬り】だから、仕方ない」
『そう…ですね』

【最強の人斬り】かぁ…
恨まれるのはもうこりごり。



僕が剣を振るうのは、守る時だけ
もう、人を…斬らない
/ 2ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp