• テキストサイズ

ふたりのカタチ

第6章 接近のカタチ


・・・・・・・・・・・部屋。

どういうこと?




この業界のセオリーがさっぱり分からない。
私は行った方がいいのか、行かない方がいいのか。

普通なら行かないけど。
行くわけないけど。


状況が特殊過ぎて、やっぱり分からない。

行かないと翔くんをバカにしてることになったりするんだろうか。
そういう男だと疑うことになるんだろうか。



そもそも、翔くんはどういうつもりなんだろう。





カードキーを見つめながら考え続ける。


どうする?
どうしたらいい?
どうするべき?




グラスの中の氷は半分以上溶けてしまった。
水っぽくなったカクテル。

グラスも困って冷や汗をかいているように見えた。









/ 41ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp