第1章 ハロウィン!
<キドside>
ある昼の昼下がり。
ソファーでくつろいでいた俺は、
ユアにいきなり声をかけられた。
今ここには、俺とカノ、ユアしかいない。
「ねぇーキドー」
「なんだ?」
「今日何の日か、わかる?」
「今日?…10月31日、だろ?」
なんだ、いきなり…?
なんかあったか、今日?
「あぁもう!わかんないのっ!?
ハロウィンだよ、ハロウィン!」
「ハロウィン?…そうだな、それがどうした?」
「えぇー…ハロウィンと聞いてわからないなんて…!」
「ほら、キド。
ユアはきっと、パーティーがしたいんだよ。ね、ユア?」
「おぉ!カノはわかる!?」
意味が分からん。
要するに、ユアはハロウィンだから
パーティーがしたいらしい。
……子供か。
一瞬そう思ったが、口には出さない。
すると、ユアが嬉しそうに言った。
「今から、カノとハロウィンパーティーに必要なもの
買ってくるから、キドごちそう作っといて!」
「お、おぉ…わかった。
じゃあ、ついでにマヨネーズとツナも買ってきてくれ。」
「わかったー♪シンタローも連れてこーっと♪」
こうして、俺たちは
ハロウィンパーティーの準備をすることになったのだった。