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伊達メガネが好きなんです…

第5章 どうしよう…


うん?ここは、何処かなぁ?
そうか、私コートで倒れてたぶん侑士くんが保健室まではこんでくれたのかな…。
あれ?あっちに誰かいるな。侑士くんかな?でも、少し違う気がする…
「田中。起きたか。」
あ、この声は跡部さんだ。
「はい。心配かけてすいません。もう、大丈夫なんで。」
「そうか。なら、良かった。」
「ありがとうございます。跡部さんが運んでくれたんですか??」
「忍足がお前をここまで運んできた。俺は、向日にお前のことを聞いて様子を見に来ただけだ。」
「そうなんですか…。」
「俺は、もう練習に行くがあんまり無理すんじゃねーぞ。」
「はい。ありがとうございます。」
そう言って跡部さんは部活に行った。

侑士くんにお礼言わないといけないな。
私もそろそろ部活に戻ろう!

保健室から出ようとすると侑士くんが慌ててこっちに来た。
「リンちゃん。もう、大丈夫なん??」
「うん!また、侑士くんに保健室まで運んでもらっちゃったね。ありがとう。私の不注意で侑士くんも巻き込んでしまってごめんね。」
「俺のほうこそごめんな。リンちゃんが倒れてほんまに心配やったんや。なんにもなくて良かった。」
そう言って、侑士くんは抱きついてきた。
「えっ!?ゆ、侑士くん??!」
「ほんまに、ほんまになんもなくて良かった…。」
「ちょ、ちょっと///恥ずかしいよ///」
「あぁ、ごめんな。ブレーキきかんくて(笑」
「いや、いいんだけど///そ、その、跡部さんが早く戻ってこいって言ってたよ!だから、行こ!」
「せやな。ほな、戻ろか。」
私と侑士くんは、そう言ってコートに戻って行った。

ゆ、侑士くんに抱きしめられちゃった///
さっきは、そんなに焦ってないふりしたけど、
もう、今、隣に侑士くんがいるだけでドキドキしてる///
ほんとにどうしよ///私、侑士くんのこと好きだ///

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