• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第27章 祝勝会と外国人





相田
「できたわ!!栄養満点!!特製ちゃんこ鍋よ!!」


「(でき、ちゃったー)」


相田
「心配しなくても大丈夫よ!!今さら切らずにまるごとなんてしないわ!ホラ!」


「(普通――だと!?)」



お茶を用意していたあたしは戦慄した彼らに再び苦笑いを浮かべ、彼らのことを見ていた。すると監督は「しなでよ!!」と言って怒り、火神はテーブルの真ん中に置かれた鍋を凝視していた

それに「いや…なんてゆーかゴメン。意外すぎて…」と伊月先輩の言葉に「なんなのよもう!おいしそうとかあるでしょ!?」と怒っていた



伊月
「じゃあ…いただきま――…」


日向
「まて…!!」


伊月
「え?」


日向
「黒子くんまず食べてごらんよ」


黒子
「喋り方が超怪しいんですけど…」


相田
「毒味させるなんてヒドくない!?」


日向
「ちがふっっ」


相田
「何がよ!!」



日向先輩の発言に尚お怒った監督は日向先輩のほっぺを殴り、掛けている眼鏡も吹っ飛ばしヒビを入らせた。眼鏡の心配をしているとテツヤは「…じゃあすみませんお先に」と言って適当に取ると、バナナがでてきた



日向
「毒味してよかったよやはり!!」


小金井
「なんでバナナ入ってんの!?」


相田
「レジ袋の中にあったから…入れるのかなって…」


日向
「デザートだよ!!しかも結局まるごとじゃん!さっきはそれはないって…」


相田
「だって…バナナ…むく」


伊月
「なんでカタコトなの!?」


相田
「てへっ♡メンゴメンゴ♡」


日向
「(いつからそんなキャラになったぁ~!?)」



監督が頭をコツン♡と軽く叩く姿を見た日向先輩の気持ちに賛同していると木吉先輩が「まあ気にすんなよ日向、他はフツーだしバナナだけどけて食べればいいさ」とフォローを入れて野菜を見ていた

そして「これは里芋かな?」と取るとなんとヘタが付きっぱなしのいちごがでてきた



日向
「もういいよくだものシリーズは!!デザートだよ!!」


相田
「レジ袋の中にあったから入れ、」


小金井
「言ったよだから!!」


相田
「ビタミン…とれ」


伊月
「カタコトで命令形!?」



そして何かに気づいたテツヤは目を見開いて「ちょっと待ってください」と言い、みんなの視線を集めた











/ 739ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp